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2.72020
沢尻エリカ直筆謝罪文を筆跡診断


沢尻エリカさんの直筆謝罪文を筆跡診断
合成麻薬を所持した罪で有罪判決を受けた
女優の沢尻エリカ被告が、直筆でコメントを発表しました。
沢尻エリカ被告は昨年11月、東京・目黒区の自宅で
合成麻薬MDMAとLSDを所持した麻薬取締法違反の罪に問われ、
東京地裁で懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を受けました。
判決後、沢尻被告は所属事務所のホームページで
直筆のコメントを発表しました。
その筆跡からチラホラと垣間見える
彼女の人間性と現在の心境を読み解いてみました。

沢尻エリカさんの直筆謝罪文を筆跡診断
まず、面白いと思ったのは、
本文下から2行目の「落」「痛」という2文字。
本来の文字と比較すると明らかに「イビツ」で
文字としては読めるが誤字に近い書き方です。
こういう書き方を「変形字型」といい
独特の感性があり異能者タイプ。
芸術や芸能など特殊な仕事で非凡の才を発揮する
人の筆跡特徴で、トップ女優として突っ走ってきた彼女が
この「変形字型」の持ち主であったことに、まず驚かされました。
本文1行目「勝」「動」、2行目「切」「的」「測」など
「はね」のある箇所はしっかりと力強くはねており
仕事においては手を抜かず
頑張りすぎるくらい頑張ってしまう
「はね強型」特有の性格であったことが推しはかれます。
文字の右角が全体的に角ばっている「転折角型」も、
本質的には頑固なくらい真面目な性格でもあったのでしょう。
本文下から5行目「自」「唯」、同じく下から2行目の「自身」など
ところどころに横線の非等間隔の痕跡がみられます。
「非等間隔型」は感性に優れたクリエイター気質である一方、
ビジョンや見通しが甘く、行き当たりばったりの気分屋、
理性よりも感情、客観性よりも主観性を優先させてしまう
ところがあります。
本文下から2~3行目をみると行の中央が波打っていますが、
この「行うねり型」も感性が豊かな芸術家肌の筆跡特徴ではありますが、
感情や気分が外に出やすく「恋多き」タイプでもあります。
気になるのは文字のなかの空間につぶれがたくさんみられること。
本文1行目「動」、5行目「覚」、8行目「償」、9行目「真」、最後の行「身」など
あちこちに「空間つぶれ型」が散見されます。
元俳優の成宮寛貴も芸能界引退の直筆ファックスのなかに
「空間つぶれ」がところどころにみられたように、
文字のなかのつぶれは心のつぶれをそのまま表しています。
本文の中で「真摯に受けとめて」とありますが、
あながちメディア向けの社交辞令ではなく、
その本気度がうかがえる「心のつぶれ」ととらえてもいいでしょう。
ジャンルは異なりますが
野球の大谷翔平選手やゴルフの松山英樹選手も「空間つぶれ」の持ち主。
彼らはそのつぶれをエネルギーに変え、
世界に名だたるプレーヤーへと進化していきました。
沢尻エリカという「元大女優」が一皮むけられるかどうかは、
空間つぶれにそのままつぶされるか、
つぶれを肥やしにしていけるかにかかっている
といっていいでしょう。